Usage Auditor で全ユーザーのデータベース利用が把握できますか?

組織の大きさやひとつのデータベースにアクセスする最大ユーザー数によります。

これは技術的な要件(制約)のひとつで、データベースにアクセスするユーザー名のリストを単一のノーツフィールドに格納しています。ノーツフィールドのサマリーデータのサイズの制約が 64KB であることから、このフィールドサイズを超える情報を格納できません。

概算ですが、Domino システム上の稼働ユーザーが 800 以下程度であれば、すべてのユーザーの利用が把握できものと考えます。

逆に、Domino 上のユーザーが 1 万規模でも、ひとつのデータベースに対して 800 ユーザーを超えるアクセスが発生しないのであれば、全ユーザーのデータベース利用が把握できることになります。「全社員向け掲示板」のような、800 ユーザー以上がアクセスがある場合には、そのデータベースだけ正確なアクセスユーザー名の把握ができない結果となってしまいますので注意が必要です。

詳細はユーザーマニュアル Usage Auditor を設定する を参照してください。