Teamstudio のツールは Windows 10 に対応していますか?

Edition 32J より正式に Windows 10 に対応しています。Edition 32J では以前のウィジェットインストーラーをやめ、新しい Windows インストーラーを採用しました。

Teamstudio のツールはリリースを行った時点での利用可能なオペレーティングシステムに対して対応しています。言うまでもなく、Windows 10 に対応していない Notes クライントを皆さんがお使いの場合は、サポートの範囲外となります。

Windows 10 は Edition 31.1J 以前では正式にはサポートしていないオペレーティングシステムとなっています。Edition 32J ご利用を強くお勧めしますが、やむを得ない理由から 31.1J 以前をご使用する場合は下記の事項を一読いただき Own Your Risk でお試しください。

ほとんどの場合、問題なく動作するものと推測されますが、新しいオペレーティングシステムをサポートする上でいくつかの追加開発や変更が必要となる事象があるのも事実です。例えば、Windows 10 に搭載されている Edge ブラウザーによるウィジェットインストールが挙げられます。

Windows 10 ではツールのインストールで問題が発生することが明らかになっています。試みてみるとよいかもしれない対処方法がふたつほどあります。サードパーティのウィジェントを禁止するような特別な Domino 上のポリシーが設定されている場合にはこの対処方法がうまく行かないケースもありますのでご注意ください。

対処方法のふたつは以下のとおりです:

1) Web でのインストールの実行

Google Chrome ブラウザを使って、製品ダウンロードページから Notes クライアントのウィジェットにドラッグアンドドロップでインストールを普通に行えます。その際に Windwos の UAC が無効になっていること、Notes クライアントが管理者権限で起動されていること、Chrome ブラウザも同様管理者権限で起動されていることが重要なポイントです。管理者権限の実行は、Windows 10 のアプリケーションアイコンを右クリックして管理者として実行してください。

2) ローカルウィジェットのインポートとドラッグアンドドロップ

製品ダウンロードページからローカル・ウィジェット・インストールをダウンロードして、zip ファイルを展開します。付属するインストールマニュアルに従って、例えば C: ドライブのルートに展開してください。

次に、Notes のウィジェットサイドバーにドラッグアンドドロップする代わりに、Notes のウィジェットのインポート機能を使って、ツールのウィジェットをインポートします。このインポートに機能は下のスクリーンショットのウィジェットパネルのウィンドウを右クリックするとショートカットメニューにあります。

 

 


注意: Windows 10 上でのインストールでエラーと警告されるファイルを手作業でコピーし問題を回避することができたという報告も多数寄せられています。

例えば、ライブラリーからインストールできなかったファイル群を、Notes クライアントの再起動の前に Notes ディレクトリーの

'Workspace\applications\eclipse\features\com...\os\win32x86'

に手作業でコピーします。
その後、特定のファイルがコピーされなかったというエラーメッセージを回避してツールが正常にインストールされ動作可能をなります。