オーファンドエージェントデータノートとはなんですか?

通常ひとつのエージェントに対して、ひとつのエージェントデータノートが内部的にデータベースに存在しています。このエージェントデータノートはソースコードとは別の大雑把に言うと実行コードのようなものです。

オーファンドエージェントデータノートが存在するとは、ひとつのエージェントに複数のエージェントデータノートが作成されてしまっている状態だと言えます。このオーファンドエージェントデータノートが作成されてしまう原因はいくつかあるようですが、たとえばエージェントが今まさに動作している最中に、Designer を使ってそのエージェントのソースを変更して保存したときにオーファンドが発生してしまいます。しかしながら、このオーファンドエージェントデータノートは、Notes クライアントでも、Domio Designer でもみることができません。

このオーファンドエージェントデータノートがあることで、ノーツデータベースのパフォーマンスが著しく低下するとの報告がありますので、削除することが奨励されています。

詳細は以下の IBM の技術文書を参照してください。

Orphaned agent data notes cause performance problems